当山は熊野山全寿院法華寺と号す
伝承として記せし貞治三年の縁起によれば 神亀元年 全寿と云う僧何処より来たりて当山に居住し 専ら法華経を読誦 年かさね ある暁 夢の中に熊野証誠権現の告をうけ 阿弥陀の像を大和春日明神より負い 当所に小祠を造り安置したこの尊像が当山のご本尊なり
その後仁和元年 光孝天皇の御后妃御願成就に依って創草せらると云われる
歴史的には熊野詣に顕われた阿弥陀信仰が熊野修験者により勧請されたものと思われる
江戸期末までは熊野権現・法華寺が一体の信仰でありしが 明治の廃仏棄釈により熊野権現の名称が熊野神社に 中身の信仰も新しいものとなりました そのとき法華寺は廃寺同然になりましたが その後多くの檀信徒の力により復興されました とにもかくにも開山より 法華の梵音と弥陀の称名は絶え間なく響き渡っています(縁起より引用)
概要
名称 | 法華寺 | ||
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所在地 | 神奈川県横浜市港北区師岡町1168 | ||
山号 | 熊野山 | 院号 | 全寿院 |
宗派 | 天台宗 | 区分 | 寺院墓地 |
アクセス
電車 | 東急東横線「大倉山」駅より徒歩5分 |
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